特別だと考える人物に属する

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私たちは彼らにアドバイスを求め、彼らは悩みごとの相談にのってくれたり、私たちが興味を持ちそうだと思うことを教えてくれたり、知り合って損はないと思われる人を紹介してくれたりします。

お隣さんからちょっとした物を借りることができるとか、本当に困ったときには家族からお金を借りられるとか、パートナーと家事を分担したり相手の収入に頼ることができる、といったことは、すべて精神的な安らぎをもたらします。

また、対人関係は私たちの属性とアイデンティティ(自分が自分であるということ)の感覚を強めてくれます。

「あなたは誰?」という質問に対する答えの中で重要なものは、「私はある家族もしくはコミュニティ(共同体)の一員である」ということですが、もしあなたが同じ集まりに属する人たちと実際的な関係をもっていないとしたら、この答えはひどく虚しく聞こえるはずです。

あなたが、ある地域のコミュニティの一員であるということは、たんにその地域に住んでいるということではなく、そこに住んでいる人たちと付き合いがある、すなわち礼儀や好意のやりとりを行うことで成り立つ関係性なのです。

同じように、あなたの両親や兄弟姉妹とのつながりがたんなる血縁のみだったら、あなたの家族への属性はひどく弱いものになるはずです。もし、あなたが誰かの親友や妻であるとしたら、それもまたあなたのアイデンティティの大切な一部であるはずです。
結婚相手を探す準備ができたら私たちは自分自身について考えた時に、その人とつながりを持っているのです。あなたの自己認識と自己価値の感覚は、家族やコミュニティ、友人の輪やあなたを特別だと考える人物に属することて強くなります。


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